昔から高い所があれば意味が無くても登ってみる性格な凡人なので、知床の一番先っぽに近い所まで行ってみたくなるのも仕方ありません。それにそこには「セセキ湯」という有名な野湯もあるのです。という事で羅臼から県道87号線を北上し、知床国立公園の最深部へと向かいました。途中、有名な「ヒカリゴケ」群生地なんてスポットも有った様ですが、すっかり無視して一直線。調べておいた通り干潮で湯船は水没していますん。それに土曜日だというのに誰も入浴していないラッキー。急いで準備して、管理人さんに声をかけようとしましたが誰もいません。ここセセキ湯は個人の所有物。寸志で入浴は可能ですが、無断で入浴する訳にはいきません。しばらく待っていたのですが諦める事に。
落胆したのですが気を直して最果ての相泊へ向かいました。ここ意外とキャンパーの皆さん達が多く、先程、熊の湯でお会いしたハイエースで全国を旅しているオジサンに再会。そしてキタキツネにも遭遇です。
これはこれで良しという事になり、来た路を戻ると奥さんが「相泊温泉」の看板を発見。記憶によると漁師さんががブルーシートでテントを張った簡易温泉で、風情に欠けるな〜なんて思ったのですが、とりあえず入っていくかとゆう事になり、駐車場から見てみてビックリです。小屋どころか、湯船以外に何も有りません!
近くで工事が行われていたので、入浴を躊躇していた奥さんも、たまらずザブンと飛び込んじゃいました(笑)。留守だったセセキ湯の管理人さんに大感謝です!