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2008年 10月 18日
凡人的に残しておきたいと書きましたが、凡人が好きなのは時代を感じられる「艶街の歴史」的な事でありまして、ジャズや本牧ストリート的な表文化には興味がございません(嘘)。本牧と言えばブルースも盛んですし、戦後の愚連隊関係でも面白い映画が多数製作されています。ただ、それらの記録は各方面に多数現存していますので、存亡の危機に在る建物群の撮影を中心に、淡谷のり子が歌った「別れのブルース」の舞台をぶらりと歩いて参りました。
本牧通りからちょっと中へ入りますと「横浜ロイヤルホテル」という古いホテルが御座います。ご近所の方はご存知とは思いますが、屋上に「自由の女神」的な物が乗っている怪しいホテルです。入り口には「各種御会合・同窓会」などとも書かれていますが、その横に表記されている「休憩・泊り」的な利用も可能な施設として、地元の皆様に愛されてるとか、いないとか。 近所には怪しい飲み屋や、四軒ほどの飲み屋が並ぶ典型的な複合施設等も有り、特有な雰囲気を放ちつつも細々と営業されています。そろそろお気づきの方も多いと思いますが「チャブ屋」と呼ばれていた戦後の特殊飲食街が存在した場所です。名前の由来は「CHOP HOUSE」がなまったという説が有力、レストランやダンスホールなどが1階にあり、2階に寝室的な機能を兼ね併せた娼館と伝えられています。残念ながら写真の建物は、昭和33年に業態変更を行い、改築して営業を継続されている飲食店と思われ、こちらの記事にもあるとおり現存する建物は残念ながら無くなってしまった模様です。当時はキヨホテル、カリホニヤ・ホテルなど30軒以上が、ロイヤルホテル周辺からイトーヨーカドーの建設地を通って本牧十二天あたりで営業していたと言いますから、かなりの規模だった様ですね。古い写真にも写っている自由の女神ですが、地図で調べてみたら本牧十二天の法をを向いている気がします。ニューヨークの彼女はパリを見ていますが、横浜の彼女はチャブ屋街を見下ろしていたんですね。 ところで先ほども出てきましたが「本牧十二天」って場所が有ります。小港の下水処理場の一角に在る小高い丘の事です。埋め立て前は横浜湾の南側、本牧岬の突端のランドマークとして、来航したペリーはオレンジ色の崖をその色から「マンダリン・ブラフ」なんて命名したとか、しないとか。 長崎大学付属図書館蔵 和田に在る「本牧神社」が元々あった場所だったり、地元では心霊スポットとして有名だったり、管理者不明の様な状況で封鎖されている一角です。特に何がある訳ではありませんが、古い横浜の観光名所として、近所を通りかかった時にでも見上げてあげてやって下さい。 街の歴史を詳しくし知りたい方は『昭和花街残影』神山幸恵さん著のチャブ屋の項をご参照ください。
by bdr529_tokyobay
| 2008-10-18 12:05
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