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2008年 05月 02日
ホテルに戻りました。本日は
5バイト? 3ヒット? 1キャッチ! 簡単に説明すると魚が5回ルアーを食べにきて、3回ルアーを噛んだけど、1匹しか釣れませんでした。さてさて誰が釣ったのでしょう? 詳しくは帰ってからのお楽しみです! (ここから5/5に加筆いたしました、ご期待に応えて長いです) おまたせいたしました。という事で釣行記でございます。 5/2は0850に港に到着、大竹さんと3年ぶりの再会です。やっぱり色は黒いです。準備しながら本日の作戦会議、やはり厳しいという事で石西礁湖(せきせいしょうこ)の実績ポイントを丁寧に攻めましょうという事で出港。久しぶりの和船deGTに興奮です。 まずは石垣港を東側に抜けて近場から肩ならし、実は奥さん、今年初めての釣りです。そして初めてガンマを使った攻めをしています。 今年最初の釣とは思えないセンスで始めてのルアーもブルブル動かしています。「なんか出そうですよね〜」なんて大竹船長と話していたら「バシュ〜!」と出ました! 残念ながら私のルアー、乱舞王(ランブォー)君島チューンにバイトでございます! 前回の沖縄ULUA2の時にロストした物と同じやつの最後の在庫、今回も出ました! 比較的浅い場所だったので緊張いたしましたが、ドラグ締め気味に、リップルフィッシャーInfinity80Lightを信じて竿を立てて行きます。テールフックが鼻に刺さってしまったので、サイズの割には手こずりましたが、無事にランディング完了。写真の腕も上げて来た奥さんのテクもあって大きく見える14キロ君を無事にリリース完了、1100頃の出来事でした。 この展開になると古い付き合いである大竹船長も、そして私も、奥さんに釣らせなくてはという、強い使命感というかプレッシャーを強く感じるようになります。軽く口から出たジョークなどが引き金になって、船上が南国なのに凍りつく様な事が、今までも何回か有ったからです。船長も必至、サポートの私も必至なのです。ただ、今回は違いました。奥様はいたってマイペースなのです。 今回から使用している柔らかめの竿が気に入ったのか、ブルブル動くガンマの動きに自信が有るのか、「必ず最後に私に出る」を信じて黙々と誘い続けています。 そして午後3時、ついに「その時」が来たのです。 誘うクマノミ色のガンマの後ろがモッコリ盛り上がり、黒い魚影が襲いかかります。1発目はミスバイト、冷静な奥様は船長の指示通りに追い食いを誘いますが、またもミスバイト、GTアングラーなら誰でも経験した事のある悔しい瞬間です。タルませたラインは風に煽られ無惨にもダンゴ状態、奥様のチャンスタイムは終了したと思われましたが、そこに登場は優しい旦那さん、そ〜私です! 「噛んでないから俺ので攻め続けろ」 なんて優しいのでしょうか「私は良い旦那様に成長したな〜」なんて思いながら、後ろを向いてコンガラガッタ糸を急いで直していると船長から「ウォ〜!」の声が、そして奥様から「またデッカイのが来ちゃった〜」と悲痛の声がしてきます。船長に聞くと「30アップ!」と短く一言。 体勢を立て直しファイトに入ります。写真を数枚おさえてフォローに入るも、場所は浅場、道具は私のドラッグ強め「竿でためろ」と言ってもなかなかラインを回収できません。眼下にはパックリと大きなスリット(割れ目)が口を開けています、船を有利なポジションに動かしながら船長からも「魚はここ知ってます、必ずあのスリットに逃げ込みます、注意して巻いてください、頑張って由美子さん!」と激が飛んできます。 ギャ〜〜〜〜! 「あ〜!」(オヤジ2人) 魚が強いのか、奥さんが細身なのか、約1分のファイトタイムを過ぎた頃に、突然ですが別れの時間がやって参りました。大竹船長も私も息を飲み込み言葉を探します。ここは私が最初の一声を掛けなければいけません。 「良くやった!」 他に言葉が見つからなかった。今回も残念な結果だったが、今回の奥様はアングラーとして立派であった。それは間違いないのだ。 「またバラしましたが何かご意見でも?」 結果は前記したとおり5-3-1、おそらく3発はGTと思われる。 その夜の錦、私は祝勝会、奥さんは残念会。 由美子姐さん「またバラす」の情報は早々と石垣島を駆け抜け、噂を聞きつけた大洋丸の小林船長が陣中見舞いに登場(左は錦店主ABさん、右は今年も恋人募集中のコバ)。 落ち込みを気遣いジュニアと登場は大竹船長。お誕生日プレゼントということで、ちょっと早めのプレゼント頂いちゃいました。ごちそうさまです! まだまだ試練の道は続きます!
by bdr529_tokyobay
| 2008-05-02 17:58
| 航海日誌08
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