先日も紹介した杜記別館であります。最近では
四川燃麺とか
四川冷麺だとかの赤い衝撃が流行していますが、なにを隠そう、中華街で最もリーズナブルな担々麺を頂ける店でもあるのです。
中華街では担々麺の元祖と名乗る店も数知れず、基本は胡麻風味の辣油系が主流でありますが、こちらの担々麺は胡麻風味はありません。そして挽肉を乗せるのは同じですが、四川燃麺等に使われている例のピーナッツ入り「四川風ひき肉と芽菜」が乗ってきます。これだけでも辛いのに、そこへ風味豊かな辣油も掛りまして、発汗効果はなかなか上等な感じです。
ちなみに今回はオネーさんに「普通より辛くしてください!」なんて凄い事をお願いしてしまいましたが、そこは担々麺ですので先に紹介した2品よりも食べやすく、旨味も充分に感じられる一品で有りました。
カウンター(禁煙席)で食事をされた方は見た事が有ると思うのですが、醗酵中の謎の液体は何という調味料なんでしょう。これらが杜記別館の独特の味を演出している事は間違いないと思うのですが、目の前でポコポコ泡立つ所を目撃すると中華の奥深さを感じずにはいられませんね。
ランチ等では
四川燃麺とか
四川冷麺のセットと並び、担々麺ランチも同じ値段で提供されています。メニューには掲載されていませんが、もしかしたらこれらの2品も単品の場合は480円になるのでしょうか?